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【5分でわかる】環境マネジメントシステム(EMS)とは?定義と目的、代表的な規格を分かりやすく解説します

2024/04/08

環境マネジメントシステム(EMS)は、環境に関する方針や目標の達成に向けた体制・手続等の仕組みです

この記事では、環境マネジメントシステム(EMS)の定義と目的、代表的な規格を紹介します。それぞれの規格のメリットとデメリット、実装の流れなどもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 環境マネジメントシステムとは

環境マネジメントシステムとは

環境マネジメントシステム(EMS)は、企業や団体が環境に配慮した活動を行うための仕組みです。

簡単にいうと、環境に優しい活動をするためのルールや仕組みのことです。

環境マネジメントシステムを導入することで、企業や団体は、環境に与える影響を評価し、環境に関する方針や目標を設定できます。

そして、その方針や目標に基づいて具体的な活動を計画し、実行が可能になります。

例えば「ごみの分別を徹底する」、「省エネ活動を行う」などが考えられます。

環境マネジメントシステムの導入によって、企業や団体は、環境保護に対する責任を果たし、社会的な信頼を得ることができます。

また、エネルギーや資源の効率的な利用によって、コスト削減といった経済的なメリットも得られるでしょう。

なお、環境マネジメントシステムには国際的な規格であるISO14001というものがあり、この規格に基づいた環境マネジメントシステムの導入が求められることがあります。

2. 代表的な環境マネジメントシステムの規格

環境マネジメントシステム わかりやすく

環境マネジメントシステムの規格には、ISO14001というものがあります。

ISOとは国際標準化機構のことで、世界中で共通の基準を定めています。

ISO14001は、企業や団体が環境に対する責任を持ち、環境問題に対処するためのマネジメントシステムの基準です。

3. 環境マネジメントシステム 目的

環境マネジメントシステム 具体例

環境マネジメントシステム(EMS)の目的は、企業や団体が環境に対する責任を持ち、環境問題に対処し、環境に配慮した経営を行うことです。

企業や団体が、環境保護に貢献するといった方がわかりやすいかもしれません。

具体的には以下のような取り組みがあげられます。

  • 自社の環境負荷を理解し、削減するための取り組みを実施、
  • 環境に配慮した製品やサービスの提供
  • 環境法規制の遵守
  • 環境マネジメントの改善

4. 環境マネジメントシステム(EMS)が有効な業種 

環境マネジメントシステム iso

EMS が特に有効な業種には次のようなものがあります。

製造業:エネルギー、水、材料を大量に消費するため、環境への影響が大きくなります。 EMS は、これらのリソースの使用を削減し、廃棄物を削減するのに役立ちます。

建設業:現場からの汚染を防止し、廃棄物を削減するのにEMS が役立ちます。

エネルギー・公益事業:温室効果ガスの排出量が多いため、 EMS は、エネルギー効率を改善し、排出量を削減するのに役立ちます。

運輸業:温室効果ガスの排出量が多く、 EMS は、燃料効率を改善し、排出量を削減するのに役立ちます。

廃棄物管理:環境汚染のリスクが高い廃棄物管理において EMS は、廃棄物を削減し、リサイクルを促進するのに役立ちます。

これらの業種以外にも、EMS はあらゆる規模および種類の組織に役立ちます。

5. 環境マネジメントシステム導入のメリット・デメリット

環境マネジメントシステム 目的

環境マネジメントシステムは、環境に配慮した活動を行うための仕組みです。

良いことばかりな気もしますが、実は導入することでデメリットも生まれます。

以下に、環境マネジメントシステムの導入に関するメリット・デメリットを挙げてみました。内容を確認し、導入の検討を進めてみてください。

メリット

環境マネジメントシステム(EMS)を導入するメリットは以下の通りです。

  • 環境への負荷低減
  • 法令遵守
  • 信頼性の向上
  • 社会的責任の遂行

環境への負荷低減は、企業や団体が自らの環境影響を把握し、それを減らす方針を策定することによって実現できます。

また企業や団体が、環境に関する法令や規制を遵守することを義務付けられるため、法的なリスクを回避できるのも大きなメリットです。

環境問題に取り組む姿勢を明確にすることで、顧客や取引先、社会からの信頼性が向上します。

デメリット

環境マネジメントシステム(EMS)を導入して、考えられるデメリットは以下の通りです。

  • コスト増加
  • 人員の負担増加
  • 導入期間の長さ

環境マネジメントシステムは、導入や維持管理にコストが発生します。そのため、初期費用や運用費用が増加する可能性があります。

また、環境マネジメントシステムの運用には、組織内での環境マネジメントの意識向上が不可欠です。関係者への研修や意識改革の取り組みが必要になるため、人員の負担が増加する可能性もあるでしょう。

そして、環境マネジメントシステムの導入には時間がかかってしまうのも難点です。一般的には、導入までには半年~1年といわれています。

6. よくある質問

Q. EMSとisoの違いは何ですか?

EMSは環境影響を減らす仕組みの規格、ISOは広い分野の管理システム全般の規格です。

Q. EMSは必須ですか?

EMSは必須ではありません。環境への配慮やコスト削減などメリットと導入・維持コストなどのデメリットを天秤にかける必要があります。

Q. 環境マネジメントシステムにはどんな種類がありますか?

環境マネジメントシステム(EMS)は、組織や事業者が環境問題に取り組むための仕組みです。

主な種類として、国際的な標準であるISO 14001、日本独自のエコアクション21、中小企業向けのエコステージなどがあります。

これらのシステムは、環境保全活動を効率的に進めるための指針や枠組みを提供します。

7. まとめ

環境マネジメントシステム 種類

環境マネジメントシステムは、企業が環境に配慮し、環境保全施策を実行するためのシステムです。

代表的な規格にはISO14001があり、その他にも多くの規格が存在します。

環境問題は今後ますます重要になっていくことが予測されますので、企業が積極的に環境マネジメントシステムを導入していくことが求められています。

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