東京都23区の産業廃棄物・事業ゴミの出し方

東京都23区の事業ゴミ、産業廃棄物について

産業廃棄物、中央区ではどうやって捨てるの?わかる!事業ごみの出し方|ごみ.Tokyo

2021/10/25

中央区の企業や個人事業主に多い業種

中央区に多い飲食料品卸売業

中央区に存在する事業所は多く、その数は都内でも屈指です。全体的に見ると飲食料品卸売業が盛んで、全体の3割程度を占めています。理由は国内でも随一の規模を誇った、築地市場の存在が挙げられるでしょう。基幹機能は豊洲市場に移転しているものの、築地市場は形を変えて存続しており、この周辺には食料品関係の卸売業者が多数。卸売が盛んなことから、飲食店が集まったグルメ激戦区も複数見られます。

他には、宿泊業や運輸業の事業所も目立つようです。エリア別にみると、日本きっての繁華街・銀座では飲食サービス業の他、美容・理容業や服飾関係の小売業が盛ん。月島・勝エリアは運輸業、八重洲や京橋駅周辺では金融機関が多く見られます。

中央区の代表的な商業地域、第2種住居地域

中央区の土地活用については、商業地域と第2種住居地域が占める割合が高いのが特徴です。これらは都市計画法によって定められた、用途地域の一種。まず、商業地域はビジネスに特化したエリアで、居住用物件よりも会社や店舗が多く見当たります。文字通り商業に関しては有利なエリアですから、金融機関や大規模ショッピングモール、飲食店や会社の事務所が集まりやすいです。

対して第2種住居地域は、住宅地と商業エリアがバランス良く混在するのが特徴。良好な居住環境を整備しつつ、飲食店や企業の事務所、カラオケボックスなどの商業施設が共存しています。

特に、商業地域は中央区の大部分を占めており、京橋や日本橋、銀座などは代表例でしょう。これらのエリアはタワーマンションなどもありますが、ビジネスに特化しています。特にランドマークとなる築地場外市場は各種商店が軒を連ねており、食料品の取り扱いが多いことから、動植物性残差、梱包材などの廃プラスチック類が多く排出されるでしょう。

中央区ならでは!小さくても独自性あるエリア

特別史跡・特別名勝に指定されている浜離宮恩賜庭園は、海に面している中央区ならではの特徴がある施設です。潮の干満を利用しているため、時間帯によって異なる風景が楽しめます。

中央区の事業ごみの出し方

中央区のごみの分別方法

中央区では、一般家庭から出るごみは種類ごとに分別し、専用の集積場に出すのがルールです。基本的には、燃えるごみと燃えないごみ、そして資源ごみに分別します。出し方は、透明または半透明の袋にごみを入れるか、蓋つきの容器を使うことも可能。刃物などは紙に包んで「危険」と表示するなど、細かなルールが定められています。

事業系ごみでも、排出日量が50kgに満たない、小規模事業者であれば区の回収サービスを利用可能です。家庭ごみと同様に分別を行った上、中央区の有料ごみ処理券を貼付する必要があります。

なお、50kgを超える場合や産業廃棄物に該当するもの、粗大ごみについては区の回収サービスを利用できません。清掃工場などの処理施設に持ち込むか、処理業者に処理を委託してください。

産業廃棄物のマニフェストとは

マニフェスト(manifesto)は、個人や団体が方針や意図を公に発信するための文書や演説のことを言い、産業廃棄物のマニフェストは、排出事業者が産業廃棄物の処理を産廃業者に委託するにあたり、委託契約内容に基づき適正に処理されていることを確認するために必要な事項を記載し交付される伝票のことを指しています。

排出事業者とはごみを出す法人のことを言い、東京23区については日量100キログラム以上排出する事業者もしくは臨時で排出する事業者は事業系一般廃棄物についてもマニフェストの作成が義務付けられています。

中央区の産業廃棄物の料金の相場

中央区における、産業廃棄物の処理料金の相場を見ていきましょう。以下では区内で経営している処理業者の、実際の料金を紹介していきます。費用については排出されることが多い、不燃物が入っている混合廃棄物を対象にしました。

ただし、処理料金はあくまでも目安で、含まれるごみの種類などによって異なります。

ごみ.Tokyo 不燃ごみ1m平方あたり 約8,550円
A社 不燃混合廃棄物1m平方あたり、20,350円
B社 混合物1m平方あたり、28,600円
C社 非分別の不燃ごみ1m平方あたり、12,000円
D社 非分別の不燃ごみ1m平方あたり、15,000円
E社 不燃物入り混合廃棄物:33,000円

 

中央区の廃棄物削減への取り組み

中央区ではSDGsを推進するため、廃棄物削減に取り組んできました。その一環として現在は、「リサイクルハウスかざぐるま」を運用しています。リサイクルハウスは明石町と箱崎町に位置しており、区民だけではなく在勤者も利用可能です。

事業内容としては、不用品販売の他に、利用者同士の持ち物交換や土の再生ができるのも特徴でしょう。まず、不用品販売はリサイクルハウスの専用ブースに、使わなくなった持ち物を出品できるのが特徴です。買い手が見つかれば、出品者は売上金を得られます。

不用品交換は利用者同士が持ち物を譲り合う、全国的にも珍しい取り組みです。不用品をホームページなどに掲載して、新しい持ち主を探すことができます。他に土の再生事業もありますが、こちらは区民だけが利用可能。家庭園芸によって生じる古い土を、小学校などの拠点で回収し、再生・活用すると言う内容です。

SDGsとは

SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)を省略した言葉で、2015年9月の国連サミットで国連加盟193か国が、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標を指しています。

SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」に対する取り組みとして、日本でも産業廃棄物の排出に伴う適切な処理についてルールが整備されています。「つくる責任、つかう責任」にはターゲットと呼ばれる、11の更に具体的な目標が掲げられており、そこには具体的に以下のような内容が示されています。

11のターゲットの例:
・2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
・2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。